自己破産の流れ

自己破産の流れは、大まかに5つのステップに分かれます。

まず、自己破産をしたい旨を弁護士に相談することからスタートします。自己破産を行う際には、債権者との交渉や、書類準備等を行う必要があります。この手続をご自身で全て行うことは大変な負担となりますので、法律の専門家である弁護士と協力しながら行うことをおすすめします。

そして、弁護士に相談をして弁護士を選任したら、債務者と委任契約を結んだ弁護士は、債権者に対して受任通知を送付します。

この通知を行うことによって、債権者からの督促、取り立てを防止する効果が期待され、債務者の心理的負担を軽減することも期待されます。

次に、書類作成等の申立て準備を行います。自己破産をするためには、申立書だけではなく、住居、財産に関する書類など様々な書類を収集する必要があるため、法律知識のある弁護士が適切に書類を集めます。

必要な書類を収集して、裁判所に申立てを行ったら、裁判所と面接を行い、自己破産手続の開始決定を受けます。

この面接は、債務者・弁護士・裁判官の三者間で行われます。

面接を行って、自己破産手続の開始決定を受けたら、返済義務を免れるため、裁判所から免責許可の決定を受けます。

再び弁護士とともに出頭して、裁判所から自己破産開始決定とは別に、免責許可の決定を受けることになります。

以上が自己破産の大まかな流れですが、上記のとおり、多くの手続は法律の知識を要するため、全てをご自身で行うのは非常に負担が大きいものとなります。そこで、法律のプロフェッショナルである弁護士と協力しながら行うことをおすすめします。

高島自由が丘法律事務所は、東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県を中心として、個人又は法人の破産、離婚問題のご相談を承っております。

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