破産（個人）

個人が借金を返済することが難しくなると、それを解決する方法として自己破産をすることが考えられます。具体的には、自己破産を申し立て、免責許可が裁判所から出ると、借金を弁済する義務を免れることができます。

自己破産には、「同時廃止」、「管財事件」、「少額管財」の3種類が存在し、債務者の方が置かれている状況によってそれぞれ採るべき自己破産の種類が異なりますので、法律の専門家である弁護士と相談しながら選択することが大切です。

自己破産をすることで、上記の通り、支払うことができない借金の残額を支払う必要がなくなるため、非常に大きなメリットがあるといえます。また、これに加えて、金融機関等による取立てをなくすことができ、心理的ストレスを軽減することもできます。

一方で、自己破産を行うと、自身が保有しているローン中の住居や自動車を手放す必要があったり、自身の信用情報に傷がつくことで、その後にローンを組むことができなくなったり、新たなクレジットカードを作成することが難しくなったりするデメリットも存在します。

以上の通り、自己破産によるメリットは大きい一方で、自身の財産を失ったり、信用に傷がつくなどのデメリットも大きいため、両者をしっかりと理解して行うことが大切です。

高島自由が丘法律事務所は、東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県を中心として、個人又は法人の破産、離婚問題のご相談を承っております。初回相談無料ですので、どんな些細なものでもお気軽にご相談ください。